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日曜日の朝


おはようございます。

それなりに順調に回復に向かっていましたが

日付が変わる頃痛みで目が覚めました

かなり!痛みます。

でも、術後身体を横向きにすることができなくたなっていましたが、横向きには、なれました。横向きで、壁側に向き、ベッドの柵を掴んで痛みに耐えていました。

私は、うめき声や、ため息を出して痛みを表現することはないので、夜回りに来た夜勤ナースも壁側に向いて動かない私の顔が痛みで鬼の形相だとは気づかない。あら、寝てますね。と、思っていたでしょう。

朝方4時。同室様が菓子パンを食べ始めました。甘いにおいがするので、わかります。ひとしきり、パンを食べたあと、下品なまでの音をたて、ゼリーと、ジュースを飲み、即座にナースコールして、排泄。

便器を洗って戻ってきたスタッフに痛み止めが欲しいと頼んだ。四時間も我慢してからのたの馬鹿ねと、古参のナースが言う。このナースのねぎらいだ。

五時を過ぎたころ、同室様が又!菓子パンを食べ始めた。

痛みは、なくならないが楽にはなったので、朝の検温迄微睡む。

が、職業柄この時間に熟睡するのは、難しい。

病棟に電気がつけられたので、エコノミー症候群予防を兼ねて、病室にあるトイレではなく、廊下の先にある車椅子トイレに歩いてゆく。

やはり、痛い。

眠れそうにない。ならば、コーヒーを飲もうと、入院時に持ち込んだポーションのコーヒーを冷水のペットボトルに入れて飲む。

この病院には、患者や、見舞い客が利用可能な給湯設備が安全上の観点からない。お湯が欲しければ、スタッフに頼むと持ってきてくれる。が、スタッフは、忙しく働いているので、私は、内情を知る者として、お湯を頼むことはしない。

ふと、昨日母が様子を見に来た時に話しながら「新作なのよ」と、折って置いていった折り紙の出目金が目に入る。

両親が旅行中に入院・手術になり、またまた心配をかけてはと黙っていたが、次男が話したようだ。私の顔を見て笑顔になり、父がデイサービスから戻る迄の時間、しばし遠慮のない親子の時間。

母は、家業の運送業の経営管理・運行手配・雑務を一手に担っていたため、当時は、結婚すれば家庭に入る風潮の中、働き続けた。陣痛が始まっても従業員の給料計算をして銀行でお金をおろし、封筒につめてから、病院に行き、産後も日本的とこあげの20日の翌日、つまり、21日目から普通に働いていた。

働きながら、私の服等を縫ってくれていた。当時、いつも下着迄手作りだった事で、既製品で流行りのものを身につけている同年齢の子が羨ましかった。

私が、中学に入学したのと同時期に母は、家業を離れ洋裁を本格的に学ぶために学校に通い出した。後々、知らされたのだが、家業から離れたのは、家業が傾き人員整理を考えた中、夫を亡くした母の姉の生活を守るために母は、家業から離れたのだった。

私は、中学一年生の冬。スキーをしていて衝突され、足の骨を8ヶ所折る大怪我をしてからの入院。入院した病院は、歩けない患者には、付き添いをつけねばならず、付き添いさんを高額で頼むよりはと、母が病院に寝泊まり、昼間は、乳幼児の頃乳以外の全てをやっくれていた養母が付き添い、母は、学校に通った。そして、家で家事をこなし、料理も作って夜、消灯近くになると、病院に来た。ベッドの脇で懐中電灯をつけながら、同室様に光がいかないよう毛布をかぶり、学校の課題をしていた。

春。母は、蝶の模様の服で有名なデザイナーのパタンナー兼裁断士として、働き始めた。多忙を極めた中、相変わらず、手作りは続いた。

私を始め、3人の子どもは、私立大学にためらいなく入学出来たのは、この働きなくしてはあり得ない。兄は、遠く離れ下宿生活。年子の私は、理科系の中でも、特に学費の高い学部。4才年下の妹は、体育大学。普通であれば、兄と私は、大学を卒業学齢であるが、兄は、無給の研究員。私は、6年制大学の5年生。働かざるを得ない家庭事情があった。

母は、その後、私が、長男を産む迄同じ職場で働き、孫が与えらると同時期に会社を退職し、娘の産後の面倒を見ながら、退職金と共にもらった工業用ミシン等を使い、仕事をうけおっていた。母の手作りは
まだ!続いており、私の妊婦服や、白衣。産まれた孫の着るもの全てを仕事の合間に作っていた。

私が、3人の子どもを一人で育てる決心をした時、受注の仕事を惜しまれながらきっぱりと止め、私の息子たちの学校関係の一切や通院・療育をやってくれた。学校で問題を起こせば、運行免許がないので、既に退官し、製作活動をしていた夫(私にとっては父)の運転する車で駆け付け見事な対応をやってのけてくれた。

孫たちのパジャマがわりの甚平さんを手作り(このせいで、息子らは、いまだに既製品のパジャマや甚平さんが着心地が悪いと言う)していた。

三男の高校の卒業式(母は、子にも孫にもそうだが、高校卒業をもって干渉をしなくなる。だから、大学は、学費のみの支払いで入学式などのには、出ない)に、アルツハイマーになり、見守りが欠かせない父を伴い出席(私は、海外出張中)。三男は、重症の喘息で薬が欠かせない中、体育科に入学し、3年間通して、体育委員をつとめ、履修科目でもあるバスケットボール部を引退後、審判試験に合格。卒業時、同じく体育委員を3年間通していた部活も同じ友人を差し置き(友人の父兄から嫌味を言われました)優等賞を頂いた。優等賞授与は、体育科生徒やその親にとっては、名誉。卒業式での表彰時、「優等賞授与。○○起立!当人父兄の方もご起立下さい。」と、アナウンス。私の両親は、親ではないからと立たなかった。私の両親は、そういう人である。だが、三男の担任が、駆け寄り起立を促す。そして、賞状授与。アルツハイマーの父は、その頃は、今よりは鮮明だったので、会同の一斉の拍手に、なんと!万歳をしてしまった!母は、そんなこんなを「私の第二の子育ても終わったな
」と、感じたそうである。

長々、書き記ししてきたが、そんな母と二人きりで会話する機会はめったにない。

だから、昨日の見舞いは、実に楽しくて、有意義だった。母もそう思っているに違いない。

アルツハイマーの父の進行で目が離せないため、父の傍らでできる事をと始めた折り紙。今では、新作を創作したり、人に教えるまでになり、父のデイサービスで折り紙を教えている。

そんな母が、デイサービス利用者さんの痴呆の進行を遅くするために、ハサミを使わた折り紙を考えた。それが、写メの出目金。置いて行くとも言わず、話しの中で折った出目金をそっと、飾っていった。

朝、この出目金を見て感謝で思わず涙が滲んだ。
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こんにちは♪

お母様 ご苦労なさったのですね…。

そーっと、折り紙を置いて行ってくれたなんて
優しいお母様ですね(^‐^)
楽しい一時を 過ごせて良かったですねi-236
病気は辛いと思いますが、こういう時間を作ってくれた病気さんに
ちょっとは感謝?(^_^;)

早く痛みが取れて お家へ帰れるといいですね。
お大事になさってくださいm(__)m

すずたんさんへ♪

来て下さってありがとうございます♪

母は、元芸者で全盲となった人(私の祖母)が44歳の時に産んだ子で、その親を6歳で亡くし、17歳で父親を事故で亡くした人なので、苦労人かもしれないけど、明るい人です。

働きながら、舅・姑を介護し、家業を切り盛りし、娘の子ども3人を育て、アルツハイマーの夫の介護。

三男の卒業式の表彰が凄く嬉しかった。娘の産んだ子だし、婿がいないから、遠慮なく自分風に育てられた。で、今・・その子が介護を手伝ってくれる。あんたに感謝だよ。と、言います。

母には、楽をさせてあげたい。

こんにちは(o^^o)

おおびるげさん、痛みを我慢しないで声出して唸って甘えた方がいいですよ(^_−)−☆
オペ後、数日経っても痛みがなくならないのは辛いですねT^T
お母様、素敵でかっこいい母として尊敬します。

kimi-sanへ♪

来て下さってありがとうございます♪

昔、骨折で入院した時に、「いたがりね~」と、スタッフから言われ、スタッフの間で私の事を名前ではなく、『おいたちゃん』と、呼ばれていたと知り、何があっても痛みを訴えるまい。痛みを訴える人には、優しくいようと心に誓ったのでした。

だからではないのですが、がまんし過ぎました。ナースに、叱られました。

こんばんはぁ☆

おおびるげさん、痛み大丈夫ですか?何か異常ではなかったのか…と気になります(>_<)

お母さんのお話…母となったばかりの私からするとただただ尊敬です(*☻-☻*)
私って弱いな…ってすごく思いました(~_~;)
素敵なお母さんですね(o^^o)
出目金可愛いです♡

入院&手術は大変ですが、その中になんか嬉しい出来事があって…この入院が意味のあるものになりましたねぇ(^з^)-☆

(⌒‐⌒)(*´ω`*)

来て下さってありがとうございます♪

痛み再発ふたばんめにして、気づきました~もしかして、う○こが出ないから!?お○らがたまってるから!?

お○らが出ていても、ガスだまりで苦しんでいた子どもの頃を思い出しました。ただ、開腹経験がないのと、ガスだまりの痛みを覚えてないからわからない。とりあえずに先程、内服薬の下剤と、ガスだまり改善薬をもらいました。

母の強さは、どこからくるのかな?母が辛いと泣いたのを見た事がない。1度、薬の飲み過ぎ?で入院。今、思うといろんな事があっ出し時代なんだよな~
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おおびるげ

Author:おおびるげ
ぶっきちょうな生き物のおおびるげです!!

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